昨今、「○○ペイ」といった電子決済アプリが広まっています。その中でもPayPay(ペイペイ)は2022年に利用者数が5,000万人を突破している最大手の電子決済アプリです。LINE Pay(ラインペイ)もPayPayに次ぐ人気で、4,000万人以上の利用者がいます。コンビニやスーパーなど多くの場所で使用可能になっており、実際にスマートフォンにインストールしている方も多いのではないでしょうか。
PayPayやLINE Payは、事前にお金をチャージして決済時に利用することができます。そこで問題になるのは、家族の誰かが亡くなった場合にPayPayやLINE Payにチャージしたお金の残額を家族の誰かに相続できるのかという問題です。
PayPayのチャージ額は最大500万円で、LINE Payは100万円。限度額までチャージしている方は稀ですが、数十万円程度チャージしたまま残念ながら亡くなってしまうケースもあるかもしれません。
そのようなとき、チャージされた残高を相続できるのか、できるならばどのような手続きを取ればよいのか調べてみました。
持ち主が死亡した場合に適用されるPayPayの利用規約
PayPayの「残高利用規約」第5条では次のように記載されています。
PayPay残高アカウントに関する契約上の地位およびこれにより生じる権利義務の全部または一部は、利用者に帰属し、利用者は、これらの権利を第三者に譲渡、貸与または相続させることはできないものとします。ただし、利用者に相続が発生し、利用者のPayPay残高アカウントにPayPayマネーまたはPayPayマネーライトの残高が残っていた場合、当社は当社所定の方法に基づき、法令に定める例外事由等を考慮の上、当該利用者の保有するそれらの残高を正当に相続または承継すると当社が確認した者に対し、振込手数料を控除した額を振り込みます。
引用元:https://about.paypay.ne.jp/terms/consumer/rule/balance/
※規約は2022年11月時点
PayPay残高は相続・継承可能
規約の内容をまとめると、「利用者が死亡した場合、振込手数料を除いた金額を相続または継承する方に振り込む」ということになっています。
つまりPayPayの残高は持ち主が死亡した場合に相続できるということです。
ただし、実際にどのような手続きをすれば良いのかは公表されていません。そのため、もし家族などからPayPayを相続する必要が生じたときは、PayPayの公式サイトから「ヘルプ」ページにアクセスして問い合わせしましょう。
PayPayホームページ:https://paypay.ne.jp/
持ち主が死亡した場合に適用されるLINE Payの利用規約
LINE Moneyアカウント利用規約の第3条第4項では次のように記載されています。
4 LINE Payアカウントに関する一切の権利は、利用者に一身専属的に帰属します。利用者は、これらの権利を第三者に譲渡、貸与または相続させることはできません。ただし、LINE Moneyアカウント保有者に相続が発生し、LINE Moneyの残高がある場合、当社所定の方法により、相続人に対し、振込手数料を引いた上で返金いたします。なお、振込手数料がLINE Moneyの残高を上回る場合には返金は行いません。
引用元:https://terms2.line.me/linepay_JP_Money_TermsofUse?lang=ja
※規約は2022年11月時点
LINE Pay残高は相続可能
LINE Payも「残高がある場合は相続人に返金する」となっています。
ただし、PayPayと同様、どのような手続きをすれば良いのかは公表されていません。なので、もし相続について問い合わせる必要が生じた場合は下記の手順で問い合わせましょう。
LINEアプリを開き、ホーム画面にある「設定」(右上のマーク)をタップし「ヘルプセンター」→「お問い合わせ」。
「返信用メールアドレス」を記入し、カテゴリ選択欄で「LINE Pay(決済サービス)」・「その他」・「その他」を選択。「発生している問題の詳細」欄に、相続に関する問い合わせである旨を記載して送信しましょう。
PayPayもLINE Payも死亡時に相続できる
PayPayもLINE Payも、最新の規約では残高を相続できるようになっています。どちらも残高から手数料を差し引いて返金・振込をしてくれます。
家族が死亡した場合などに、相続すべき立場となったら問い合わせページから申請して残高を受け取りましょう。



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